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プロフィール
藤井 惠
(ふじい めぐみ)
AACC所属。岡山県井原市出身。159センチ。サンボで過去4度世界銀メダルを獲得、日本では8連覇中。昨年から参戦の総合格闘技でも全勝を誇り、今年5月のサブミッションレスリングの世界大会(ADCC)では3位入賞と多方面で活躍。グラップリング大会(打撃なしの総合格闘技)開催を企画するなど後進育成にも情熱をそそぐ。
「絶対あきらめないで自分を信じて続ける事が大切」
戦うフィールドを移し、進化し続ける女性アスリート。鋼の肉体美と内面から醸し出される愛らしさが魅力の藤井惠さんに、お話を伺いました。
挑戦するたびに新しい競技への興味が
―現在、総合格闘技で活躍中の藤井惠さんですが、 最初に柔道を始められたきっかけは。
藤井さん 祖父と父親が柔道家で、物心がついた頃には自然と柔道をしていた感じですね。小さい頃にはお花や日本舞踊、ピアノとたくさんの習い事をしていたんですよ。でも最終的に続けたのは柔道でしたね。男兄弟のなかで育ったのもあって、闘争心が人よりもきっと強くて、一対一で戦う柔道は性格に合っていたんでしょうね(笑)。
―柔道やサンボ(※1)と、様々な格闘技に挑戦し続ける理由は。
藤井さん どの競技もスタイルが違うので、学ぶことが非常に多くて、挑戦するたびに新しい競技への興味が自然に沸いてくるんです。確かに、挑戦し続けることは大変ですけど、それ以上に常に勉強している楽しさのほうが大きいかな。だから続けられるんだと思います。打撃も最初は、痛そうだからやるのは嫌だったんです。でもやってみると、思ったより痛くなくて(笑)。
―コンディション面で、気を付けていることはありますか。
藤井さん 睡眠をきちんととること、一日三食きちんと食べること、次の日に疲れが残らないようにアミノ酸やビタミン剤などのサプリメントを補充すること。注意しているのは、基本的なことですね。
食事は、好きな物をたくさん食べるようにしています。お肉などの脂っぽいものもきちんと食べたほうがいいですね。私もお肉を食べない時期がありましたけど、その時は精神的にギスギスしてしまって・・・。過剰に気にすると、かえって不健康だと思います。野菜もお肉もデザートもバランス良く食べたほうがいいですよ。
あとは、友達とよく喋ってコミュニケーションをきちんととるようにすると、気持ちが安定しますね。気持ちが安定しないとモチベーションも上がらないので、メンタル面は大切にしています。
猫の仕草に癒されるんですよ
―藤井さんの癒しは何ですか。
藤井さん 猫と遊ぶことですね(笑)。猫には魔女のイメージや不吉なことが起こるイメージがあって、最初は嫌いだったんですよ。触るのも怖かったくらいで(笑)。
でも、知り合いから猫ちゃんを貰って飼い始めたら、人間ぽい性格や仕草が可愛くって。気付いたら3匹も飼っていました(笑)。もう、猫のボーっとした仕草や変な顔を見ていると、イライラしているのが馬鹿らしくなってくるんです。
―藤井さんお勧めの健康法やトレーニング方法はありますか。
藤井さん お水をたくさん飲みますね。朝起きてお水を飲むと血液の濃度も薄まって、頭の回転もすっきりしますし、お肌にも良いのでお勧めですよ。
あとは、私がウォーミングアップで行っている、寝転んで足を上げて自転車をこぐように足を回す運動や、バランスボールを使った簡単な柔軟体操はお勧めですね。これならば楽に毎日続けられると思いますよ。
「念願は人格を決定する」
―7月には、女子総合格闘技「W-FACE(※2)」の スペシャルアドバイザーも務められましたが、その感想は。
藤井さん 女子総合格闘技の歴史は浅くて、選手のレベルに差があります。イベントを通じて競技者の裾野を広げて、女子のレベルをあげていければと考えています。その中で、一人でも二人でも世界で戦ってみたいという女の子が出てくるといいなと思っていますし、私がその道を創りたいですね。
―プロとして活躍するために必要なことは何ですか。
藤井さん 私は父に教わった「念願は人格を決定する」という言葉が好きです。何かを成し遂げるためには目標を持って、絶対途中であきらめないで、目標に向かって自分を信じて続けることが大切だと思います。
―日ごろ心がけていることは。
藤井さん ポジティブに物事を考えることですね。どちらかというと、昔はネガティブ思考で、やる前に恐れてしまう自分がいました。でも、次々と新しいことに挑戦していくことで、性格も変えることができましたし、新しい自分を発見すると色々な部分でプラス思考ができるようになりました。ポジティブ思考になってから、上手くいくケースが多くなりましたよ。
3年後も闘っていたいですね
―最後に、藤井さんの今の目標は何ですか。
藤井さん 3年後も闘っていたいですね。その頃には女子総合格闘技もレベルアップしていると思うので、その時にチャンピオンになることは本当に価値があることだと思います。また、その時点で、チャンピオンでいたいですね。
※1 サンボ:ロシアで生まれた組技系格闘技。
※2 「W-FACE」:新たな格闘スペース「SHINJUKU FACE」(新宿歌舞伎町)のこけら落としで行われた女子格闘技イベント。
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