健康キーワード
ブイ・クレスブランド
ブイ・クレスシリーズ×4
インフォメーション
オンラインショップ
健康キーワード

#21 放っておくと恐い?!「貧血」


立ちくらみやめまいなどが起きると、よく「貧血だ」などと言いませんか。しかし、これらの症状だけでは貧血とは言えません。まず貧血と間違えやすいのが「低血圧」です。血圧が低いと、脳や身体の末端への血流が悪くなり、倦怠感、立ちくらみ、めまい、冷え症、肩こりといった症状が現れます。ただ、低血圧は高血圧症のように生命にかかわる危険はありません。もうひとつ間違えやすいのが「脳貧血」。これは脳への血液の供給が一時的に不足してめまいや立ちくらみ症状を起こす一過性の脳虚血症で、貧血とは根本的に異なるものです。


では貧血とはなにかというと、「ある一定量の血液の中に含まれる赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットが正常値以下」の状態を指します。

赤血球の役割は全身に酸素を運搬すること。そしてヘモグロビンはヘムとグロビンから成る複合タンパク体で、ヘムの成分の中には鉄が入っています。したがって、鉄が不足→ヘモグロビンができない→赤血球が小さくなったり赤みが薄くなって、赤血球の役割である酸素を体内に運ぶ働きにも支障が生じて酸欠状態になる、というわけです。つまり貧血の原因の多くは鉄分不足によるもの。そして、ほとんどの人が亜鉛欠乏症でもあるといわれています。赤血球を作るための鉄が足りなくなると、肝臓や脾臓に貯えられた予備の貯蔵鉄が骨髄に運ばれるようになり、貯蔵鉄がなくなると徐々に血液中の鉄も減少し、赤血球のヘモグロビンに影響が出始めます。そうなると、だるい、疲れるなどの自覚症状が現れ、さらに進むと高度の鉄欠乏性貧血状態になり、爪が外に反り返ったり、食べ物が飲み込みにくくなるなどの症状も出てきます。

女性の貧血の原因は生理や妊娠などのケースが多く、男性は、痔、潰瘍などほかの病気が原因で起こることが多いと言われています。時に深刻な病気が見つかることもあるので、貧血と思ったら放っておかず病院で検査を受けてみましょう。

● 酸欠状態により現れるこんな症状 ●

貧血の症状は、体内が酸欠状態になることで現われてきます。疲れやすい、朝起きにくい、顔色が悪い、つめが薄く割れやすい、または外側に反り返る、食欲がない、物を飲み込みにくいといった症状が複数あるようなら要注意です。


貧血予防は食生活から

貧血予防には、ヘモグロビンの材料となる「鉄」と「タンパク質」を取ることがまず重要です。鉄の中でも、肉・魚などの動物性食品に含まれる「ヘム鉄」は、野菜・海藻など植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」より腸での吸収率が数倍高く、タンパク質も多いのでしっかり取りましょう。ただし、非ヘム鉄も動物性タンパク質やビタミンCと一緒にとると吸収されやすくなるので組み合わせに気を配るようにしましょう。一方でコーヒー・紅茶・緑茶に含まれる「タンニン」、玄米などに含まれる「フィチン酸」は鉄の吸収を悪くするので一緒に取るのは避けたいものです。
さらに、不足しがちな亜鉛、造血に必要なビタミンB12や葉酸、鉄分の吸収を高めるビタミンCなどが含まれたサプリメントの活用もお忘れなく。