#27 第13話 太陽がいっぱいの季節(2)

ルーシーは、開発の為に大木が伐採されたり、木陰の少ない公園が意外に多いことを気に病んだ。
そして、1本の大木のおかげでさまざまな効果が生まれることに思いをはせた。
ルーシーは紫外線の危険性をしっかりと理解して、帽子や長そでシャツに、反射の少ない芝生を選んで元気に遊んだ。
そして、もちろん食事もしっかりと。

サミーは……、サミーは何を思ったか、UVカットのファンデーションをたっぷりと塗り、3時間もかけたこれでもかの厚化粧に、ゴーグルと手袋そして日傘をと、一心不乱なその姿。
準備万端、いざ行かん。サミーは勢いよくドアを開けた。
―― いつの間にか、外は豪雨になっていた。