#5 第2話 サミーの健康大作戦(2)

なだめ、すかし、サミーの重い腰を上げさせたルーシーは、運動で汗を流し、スポーツで活力を呼び覚まし、バランスの取れた食事を美味しくいただく、という健全な体作り作戦を実行に移した。
ルーシーの、それはもう献身的なサポートによって、サミーの体質改善は、わずかずつではあるが、明るい兆しが見え始めてきた。

ルーシーもサミーも爽快感でいっぱいになった。
芝生にゴロリとすると、真っ青な空に向かって、 フワフワと浮いている気がした。
2人は他愛のない事で、はじけるように笑いころげた。
『…アハハハハッ、ウッフフフフッ、…アハハハハッ』
『…アーッハッハッハッ、ウァッーハッハッハッ』
“スプーンがころげても”可笑しい年頃なのだ。
『…アハハハ…とっ、ところでサミー、そ、その紙は? …アハハハ…何かの催し物のチラシみたいだけど…』
『…あーそう、そう。週末にとなり町であるんだ、
――“ホットドッグの大食い選手権”。』