訪問看護ステーションで働く訪問看護師さんたちに、「免疫力の向上」と「栄養ケア」についてアンケート調査を実施。
感染症予防と免疫力の関係、そしてその免疫力に大きく関わる栄養ケアについて、調査結果から見えてきた内容をお伝えします。
訪問看護ステーションで働く訪問看護師さんたちに、「免疫力の向上」と「栄養ケア」についてアンケート調査を実施。
感染症予防と免疫力の関係、そしてその免疫力に大きく関わる栄養ケアについて、調査結果から見えてきた内容をお伝えします。
「感染症予防のひとつとして
免疫力を高めることが必要」
「感染症予防の
ひとつとして免疫力を
上げることが必要」
※とても思う=46%、思う=54%、あまり思わない・思わない=0%
感染症とは、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどの病原体が体に侵入して発症する病で、重篤化すると命に関わることもあるほど危険です。
感染症を予防するには手洗いやうがいなどの「感染源を排除する」方法がありますが、それだけでは不十分です。看護師さんの100%の方が「感染症予防のひとつとして、利用者の免疫力を上げることが必要」と答えているように、排除しきれなかった病原体が身体の中に侵入しても、菌をブロックしたり攻撃できるように、「免疫力を高める」ことが重要です。
【調査概要】調査内容:訪問看護現場における「感染症予防と栄養ケア」に関する実態調査/調査期間:2018年3月26日から4月27日/調査対象:全国の訪問看護ステーション8,212施設(訪問看護師対象)/調査方法および回収方法:郵送調査後、FAX及びインターネットにて回収/回答数:549件(回答率6.7%)/調査主体:ニュートリー株式会社
家族のケアや山積みの仕事など、慌ただしい生活でいつの間にか免疫力が低下しているかも知れません。
思い当たることはありませんか。
免疫力は通常、20代をピークに加齢とともに低下します。酸化ストレスの多い生活習慣を続けると抵抗力が衰えてこの低下に加速がつきます。
免疫細胞は睡眠中に栄養を取り込み自らの修復を行うため、睡眠不足は免疫力向上の大敵です。
動物性脂肪や加工食品など現代人の食事は偏りがちです。脂質や糖質でお腹は満ちても他の栄養素が不足して、免疫力が落ちる原因にもなります。
運動不足が続くと血行が悪くなり、体温も上がりにくく免疫力の低下につながります。
日頃の積み重ねが大事なので、できることから始めましょう。
良質な睡眠を心がけて、自分の体型や季節に合った寝具を選びましょう。
水泳やジョギング、エアロビクスなどの有酸素運動がおすすめです。運動により体温も高まります。
ある特定の食品だけを食べるのではなく、いろんな栄養素をバランスよく摂ることが大切です。
お笑い番組を観るなど、自分に合った方法で、ストレスを解消し免疫力を上げましょう。
参考文献:「免疫力をしっかり高めるコツがわかる本」監修:プルミエールクリニック院長 医学博士 星野泰三 発行:株式会社 学研パブリッシング /「それでは実際、 なにをやれば免疫力があがるの?」 著者:飯沼 一茂 発行:株式会社 ワニブックス /「免疫力を上げる31のルール」監修:新潟大学名誉教授 安保徹 発行:株式会社 学研パブリッシング /「健康寿命を10年延ばす 免疫力の高め方」著者:小田治範 発行:株式会社 幻冬舎メディアコンサルティング