訪問看護ステーションで働く訪問看護師さんたちに、「免疫力の向上」と「栄養ケア」についてアンケート調査を実施。
感染症予防と免疫力の関係、そしてその免疫力に大きく関わる栄養ケアについて、調査結果から見えてきた内容をお伝えします。
訪問看護ステーションで働く訪問看護師さんたちに、「免疫力の向上」と「栄養ケア」についてアンケート調査を実施。
感染症予防と免疫力の関係、そしてその免疫力に大きく関わる栄養ケアについて、調査結果から見えてきた内容をお伝えします。
「低栄養は感染症の
リスクになると思う」
「低栄養は感染症のリスクになると思う」
「低栄養」とは、さまざまな理由から食事の量が減り、健康的に生きるために必要な栄養素が不足した状態のことです。今回、看護師さんのほとんどが、この「低栄養」が感染症のリスクになると思っていることがわかり、低栄養と感染症の関係について、「低栄養から感染症にかかる利用者を多く見ている」「低栄養により免疫力が低下するから」などの声が多数寄せられました。
【調査概要】調査名:免疫と乳酸菌に関するアンケート/調査機関:2020年6月1日から6月19日/調査対象:全国の訪問看護ステーションのうち、ニュートリーにサンプル請求した2198施設(看護師対象)/調査方法:郵送/回答数:179件/調査主体:ニュートリー株式会社
一般的に高齢になるとあっさりしたものを好むようになり、食事に偏りが生じたり、食が細くなり少ししか食べられなくなったりと、低栄養になる危険性が高くなります。気づかないうちに低栄養状態に陥っていることもありますので、危険性が高くなります。
毎日の生活のちょっとした変化に早めに気づいて予防しましょう。
上の にが入ったら、食事を見直しましょう。
上の にが入ったら、
食事を見直しましょう。
日々の食事の中でちょっとした工夫をすることで、低栄養は防げます。
いつもの食事にあと1品、たんぱく源となる食品を追加しましょう。
牛乳やヨーグルト
卵焼き
納豆や豆腐
同じ献立でも味付けにごま油やマヨネーズなどを加えて、風味付けとエネルギーアップを図りましょう。
栄養補助食品を活用してビタミン・ミネラルも
栄養補助食品を活用すると手軽に栄養が補給でき、普段の食事では量や種類をまかないきれないビタミン・ミネラルも摂ることができます。バランスの良い食生活のためにも上手に活用しましょう。
参考:おいしく食べて低栄養予防応援(監修:福島学院大学 短期大学部 食物栄養科 講師・管理栄養士 田村佳奈美先生)